子宮筋腫検査は生理中でも受けられるの?
ここでは、「子宮筋腫検査は生理中でも受けられるのか」についてお話します。
「生理中の出血がひどく、なかなか生理が終わらない…」
「これって何かの病気?」
このように生理中に過剰に出血することを
過多月経といいますが、これは子宮筋腫が
原因の可能性があります。
しかし気になって検査に行きたいけど、
なかなか出血がおさまらなく、
それでも心配で一刻も早く検査をしたい
という方もいらっしゃいますよね。
ここで気になるのは、
「子宮筋腫の検査って生理中でも受けられるの?」
ということです。
ここでは、そんなちょっと人に
聞きづらい疑問にお答えします!
子宮筋腫の検査内容
まず子宮筋腫の検査を初めて受ける
という方はどんなことをするのか
不安に感じているかと思います。
しかし簡単な問診から始まり、
内診と超音波検査でその日のうちに
子宮筋腫の有無や状態をすぐに
調べることが出来ますし、
特に痛みもありません。
子宮筋腫の検査って生理中も受けれるの?
最も気になるのは、子宮筋腫の検査を
生理中も受けられるか?
ということですよね。
答えは、「生理中でも受けられます」
しかし生理が始まってすぐや2日目などは
出血量も多く正確にエコーで
見えないこともありますし、
内診や経膣法によるエコー検査をする
ことによって刺激されて出血量が
増える可能性がありますから、
理想は生理後1週間辺りに
検査するのが良いでしょう。
しかしやむを得ない場合は
もちろん生理中でも検査することは可能です。
もしもエコー検査で膣から検査器具を挿入する
「経膣法」が嫌でしたらお腹にあてるだけの
「経腹法」で検査してもらうことも可能ですので、
詳しくはかかりつけ医にご相談ください。
そもそも子宮筋腫が原因で不正出血している場合は、
年中出血している人もいるので
出血していない日に検査をすることが
物理的に無理な場合もあります。
気になったらすぐに病院へ連絡しましょう!
むしろ出血中に来た方が良いことも…
実は生理だと思っていた出血が、
子宮筋腫や他の病気による不正出血である
可能性がありますので、出血の状態や
出血している箇所を特定するために
むしろ出血中に病院を受診した方が
良い場合もあります。
ごく稀に子宮ガンが見つかる場合も
ありますから、出血中でも受診すれば
早期発見につながります。
子宮筋腫が発見された場合や
ただのホルモンバランスの崩れ
である場合でも、放っておくと
貧血になることがありますから
薬物療法などで止血する必要があります。
いずれの場合も、出血していても
素早く受診することが大切ですし、
不正出血が出ていることで
受診を断る医師はいませんから
遠慮せず積極的に病院へ連絡しましょう。