子宮筋腫の大きさが10センチの時とは？
ここでは、「子宮筋腫の大きさが10センチの時」
についてお話します。
子宮筋腫は、多くの女性が
持っていると言われています。
この筋腫は良性なので命に
関わることはないのですが、
ある程度の大きさになると
手術を勧められる事が多いです。
そんな子宮筋腫の大きさは、
どのくらいから手術となるのか
気になるところですよね。
もし自分の子宮筋腫が１０センチ
ある場合は、どんな症状が出て
治療法が行われるのでしょうか？
そこで今回は、子宮筋腫の大きさが
１０センチの場合について紹介します。
子宮筋腫の大きさ
子宮筋腫は、自覚症状が無い事が
多いと言われています。
良性の腫瘍なので、悪性腫瘍のように
他の臓器に転移することはありません。
症状が出なければ、そのまま
放置しておいても全く
問題ないとされているのです。
妊娠を希望している場合は、
子宮筋腫の大きさが３センチ
程度であれば、妊娠は可能です。
一般の場合でも７センチまでで
あれば正常の範囲だとされています。
しかし、子宮筋腫が大きく
なってくると出血による
貧血症状が出たり、神経を圧迫して
腰痛などの症状が出たり
する事があります。
ある程度大きくなると、
手術を勧める事が多いです。
子宮筋腫が１０センチの場合の手術
子宮の内側にできる粘膜化子宮筋腫は、
約５センチ程で出血などの
症状が出てくるようになります。
そのため、１０センチを超えた
辺りを目安に手術を受ける事が多いです。
一方で、子宮の外側にできる
漿膜化筋腫の場合は、
自覚症状がほとんどないため
１０センチ以上になってもそのまま
治療せずに経過を見る事が多いです。
妊娠を希望している場合は、
３センチ以上の筋腫であれば
無症状でも医師と相談して、
筋腫を切除するか
否か決める事になっています。
実際、３センチ程度の筋腫が
いくつかとゴルフボール大の筋腫が
１つあっても、自然妊娠して
出産をしている方もいます。
また、閉経間近の女性の場合は
１０センチ近くの筋腫が見つかっても、
手術をしないで薬物療法で
コントロールしつつ閉経を
待つ治療法もあります。
子宮筋腫の目安は大きさだけでなく、
筋腫のある場所や数、症状があるか
どうかなどが大きなポイントなのです。
大きさ以外で手術が必要な症状
子宮筋腫が１０センチ以上の
多くの場合は、手術を
受ける事になります。
しかし、筋腫の大きさに
関係なく以下のような症状、
・腰痛や腹痛が激しい
・頻尿(トイレが近い)
・排尿障害(尿の出が悪い、キレが悪い)
・便秘や下痢が続く
があるなど日常生活に支障が出る場合は、
手術を勧められる事があります。
また、子宮筋腫は不妊の
原因にもなるので、妊娠を望む場合は
手術で摘出を勧められます。
この場合は、筋腫のみを
摘出して子宮は温存します。
このように、子宮筋腫が
１０センチの場合も必ず
手術となるわけではないのです。
その人の状況や、筋腫の位置、
症状の出方などで様々です。
子宮筋腫が１０センチあっても、
医師ときちんと相談をして
決めるようにして下さいね！
その際、妊娠希望がある場合は
必ず伝えるようにして下さいね！
・・・というわけで、
貴女もこのカテゴリーの記事を読んで
子宮筋腫の「大きさでセンチ単位」
関係について、学んで行きましょうね！
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