子宮筋腫の痛みの場所とは?

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ここでは、「子宮筋腫の痛みの場所」
についてお話します。

 

子宮筋腫とは子宮の筋肉層にできる
良性腫瘍で、女性にとって最も
ポピュラーな病気ではないでしょうか。

 

そのほとんどが気が付かないうちに
発生しており、たまたま受けた
婦人科検診で発覚して驚く…

 

ということも珍しくありません。

 

しかし人によっては日常的に痛みや
不正出血などのつらい症状を
伴うことがあります。

 

子宮筋腫で症状がでる場合には
いったいどのようなものが
あるのでしょうか?

 

痛みの発生する場所は
どの辺りなんでしょうか?

 

「もしかして子宮筋腫かも…」

 

と悩んでいる方のために子宮筋腫の
症状についての情報をまとめましたので、
是非参考にしてくださいね。

 

子宮筋腫の症状は?

 

子宮筋腫はそれ自体が痛みを
発しているわけではないので、

 

筋腫ができたからといってすぐに
何か悪さをするわけではありません。

 

しかし次第に成長して大きくなって
しまった筋腫やできた場所によっては

 

周辺の臓器を圧迫することがあり、
何らかの症状を引き起こす場合があります。

 

例えば腸や膀胱などを
圧迫することによって生じる下腹部痛です。

 

痛みの種類としては鈍痛で、
なんとなく重くて鈍い痛みが続きます。

 

周辺の骨盤を刺激することによる腰痛や
手足の痺れが発生する場合もあります。

 

また膀胱が圧迫されることによって
排尿時に痛みを伴うこともあります。

 

さらに子宮筋腫の代表的な症状として、
月経痛が酷くなることがあります。

 

子宮内部に筋腫ができていることで
その分子宮内膜の表面積が広くなりますので、

 

過多月経になってしまったり、
痛みが酷くなることがあるんです。

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その影響で貧血になったり目眩や動悸、
倦怠感がでることもあります。

 

また子宮筋腫の影響で
不正出血がでることもあります。

 

いずれにしろ、生理痛が酷い場合や
不正出血を伴う場合には子宮筋腫や

 

他の婦人科系疾患を疑ってきちんと
病院へ行った方が良いでしょう。

 

子宮筋腫かな?と思ったら…

 

まずは婦人科を受診して
検査を受けましょう。

 

問診や触診、エコー検査によって
詳しく子宮筋腫の発生した場所や
大きさなどを調べます。

 

症状がでていない場合や妊娠を希望しない
場合などは経過観察で保存療法が

 

選択される場合が多いですが、
もしも何らかの症状がでている場合や

 

妊娠を希望している場合には
適宜治療が行なわれます。

 

具体的な治療法には薬物療法や
手術などがあります。

 

薬物療法の場合は痛みに対する鎮痛剤や、
出血に対する止血剤、子宮筋腫の成長を

 

抑えるホルモン剤、症状に対する
漢方薬などが処方されます。

 

また手術を行なう場合は筋腫を子宮ごと
摘出する「子宮全摘出術」、

 

筋腫の部分のみ取り除く
「子宮筋腫核出術」があります。

 

術式についてはさらに細かく
「開腹手術」、「経膣的手術」、
「腹腔鏡下手術」などがあり

 

子宮筋腫の大きさや発生場所、
数などによって適切な方法が選択されます。

 

また近年では「子宮動脈塞栓術」や
「集束超音波手術」といった
新しい手術治療法もあります。

 

子宮筋腫の治療法は患者それぞれで
最適なものを選ぶことができるように
なっていますので、

 

つらい症状は我慢せずに
一度婦人科へ相談しに行きましょう。

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