子宮筋腫の痛みにロキソニンは効くの?
ここでは、「子宮筋腫の痛みにロキソニンは効くのか」についてお話します。
子宮筋腫があると、
人によっては生理中でもないのに
生理痛のような症状が
でることがあります。
生理中に起こる下腹部痛には
市販の鎮痛剤である
「ロキソニン」がよく効きますよね。
ということは、子宮筋腫による
下腹部痛にも市販の
鎮痛剤は効果があるのでしょうか?
もし効果があるようでしたら、
必要に応じて気軽に薬局で
手に入るのでとても便利ですよね。
ここではそんな気になる
疑問にお答え致します!
ロキソニンは効果ある?
子宮筋腫による下腹部痛の
症状であっても、初期の
段階でしたらロキソニンは効きます。
しかし、あくまで鎮痛剤は
痛み止めとしての
対処療法にすぎません。
痛みを引き起こしている
子宮筋腫の根本的な治療は
できないのです。
したがって最初は痛み止め
としての効果を発揮しますが、
次第に身体が薬に慣れてしまうのと
同時に子宮筋腫も成長して痛みが
強くなりますから、
段々と薬が効かなくなってきます。
だからといって沢山服用
しないように注意してください。
1回1錠、4時間以上の間隔を
あけて1日に2〜3回までの
服用と決まってますから、
きちんと用法容量を守ってくださいね!
そしてロキソニンを飲んで
一時的に痛みを軽減させつつも、
あまりに痛みが続くようでしたら
早めに病院を受診してください。
子宮筋腫の痛みをなくすには
一般的に子宮筋腫は女性が
閉経をむかえると、ホルモンの
減少により小さくなるといわれています。
しかし閉経まで何年も痛みに
耐え続けるのは
現実的に難しいですよね。
ロキソニンなどの痛み止めを
飲んで我慢し続けるのも
限界があります。
そんなとき根本的な解決をするには、
やはり子宮筋腫を摘出する
手術を受けるしかありません。
手術で痛みの根源である筋腫を
取り去ってしまえば、
下腹部痛も治まります。
摘出手術は様々な方法があり、
子宮を全摘出する手術もあれば、
妊娠を希望する女性などには
子宮核だけを摘出して
子宮を温存する方法もあります。
同じ内容の手術でも、
病院によっては開腹手術になったり、
内視鏡手術で
出来たりすることもあります。
いずれにせよ、病院へ行って
すぐに手術…というわけではなく、
きちんと検査をして話し合った上で
治療方法を決定しますので、
あまりに痛みの症状が治らず
つらい場合には一度
かかりつけ医に相談してみましょう。