子宮筋腫が10センチの重さとは?
ここでは、「子宮筋腫が10センチの重さ」
についてお話します。
子宮筋腫は、
子宮内にできる良性の腫瘍です。
女性ホルモンであるエストロゲンの
働きによって大きくなると言われています。
そんな子宮筋腫ですが、
無自覚の事も多く気づいた時には
相当の大きさになっている事も。
もし子宮筋腫が10センチと言われた場合、
その重さはどのくらいなのか
気になりますよね。
そこで今回は、子宮筋腫が
10センチの場合の重さ
について紹介します。
子宮筋腫の重さと変化
子宮筋腫は、タイプによって
大きさも重さも変わります。
「漿膜化筋腫」の場合は、
自覚症状に乏しいので発見された時には
既に大きくなっている事が多いです。
子宮は、通常大きさが4センチ、
重さは60グラム程度です。
しかしこの筋腫が発見された時には、
1〜2kgの重さに
なっている事もあるのです。
「筋層内筋腫」は、子宮筋腫の中で
最も出来やすい筋腫と言われています。
腫瘍が大きくなるにつれて、
子宮内膜を引き延ばしていきます。
筋腫が大きくなると、下腹部に
しこりがあるように感じる事が多いです。
「粘膜下筋腫」は、
子宮の粘膜の中で成長します。
子宮内腔の大きさは限られているので、
その他のタイプの筋腫ほど大きくなりません。
子宮筋腫が大きくなっている時の症状
子宮筋腫が大きくなっていると、
・お腹がポッコリ出る
・月経量が増える
・生理痛がひどくなる
・生理不順になる
などの症状が出ます。
とは言え、子宮筋腫の大きさや
その成長のスピードは個人差があります。
人によっては一気に大きくなることも。
そのため、症状だけでは
判断つかない事も多いです。
子宮筋腫が10センチの重さ
子宮筋腫が10センチ以上になると、
妊娠や出産の妨げになり、
でもお話したように、
手術を勧められる事が多いです。
あ小さなものでは数ミリ、
数センチですが、大きなものになると
10センチを越え
重さも10キログラムに
達するものもあります。
一様に
「これが子宮筋腫だ!」
という形は特にありません。
筋腫が大きなものほど症状が
大きく現れそうなものですが、
子宮筋腫の場合は大きくても
症状が出ない事もあります。
また、筋腫自体は小さくても
顕著な症状を出る事もあります。
子宮筋腫の大きさで症状の
重さを判断する事は出来ないのです。
実際筋腫の摘出手術を受けた方には、
20センチの筋腫で900グラム
だったという方もいます。
このように、子宮筋腫が10センチあると
どの位の重さになるという事は、
一概には言えないのです。
また、筋腫が大きいからといって
必ずしも症状が大きくなる訳ではありません。
症状があれば手術を勧められますが、
それは妊娠などに影響してしまうため。
手術方法など、
主治医ときちんと相談をしてくださいね!