子宮筋腫を小さくする運動とは?
ここでは、「子宮筋腫を小さくする運動」
についてお話します。
子宮筋腫は、20代以降の女性の
多くが悩まされている病気です。
良性の腫瘍なので、症状が無い場合は
経過観察となる事が多いです。
しかし、経過観察だといっても
子宮筋腫を小さくしたいと
考える方が多いのではないでしょうか。
また、大きな子宮筋腫が
見つかった場合は小さくしたいですよね。
そこで今回は、子宮筋腫を
小さくする運動について紹介します。
有酸素運動
常に体が冷えた状態だと、
血行不良を招いてしまいます。
筋腫を肥大させてしまうため、
肥大した筋腫をできるだけ
小さくするためには、血行を良くする事が
重要なポイントと言われています。
実際に、子宮筋腫の場合は、有酸素運動を
取り入れると良いとされています。
1日に20〜30分程度の、
無理なく続けられるウォーキングや
軽いジョギングなどがオススメです。
また、子宮筋腫は下半身を
冷やさないように注意が必要です。
適度に運動をする事で、筋肉量が増えて
下半身の冷えを改善する事ができます。
運動での注意点
子宮筋腫に効果的とされている、有酸素運動。
しかし、この有酸素運動は
あくまで適度な運動に限ります。
これは1日20分程度と言われています。
翌日や翌々日にまで疲労が残るような
スポーツは、決してやめましょう。
疲れは、体だけでなく
治癒力まで弱ってしまうからです。
特に普段からスポーツを
していない人にとって、過剰な
運動は害になってしまうのです。
運動の、やりだめは出来ません。
また、子宮筋腫が巨大化している人や
沢山持っている人は、より注意が必要です。
体への負担が大きいのはもちろん、
筋腫が子宮の外に流れ出てしまう
「子宮分娩」
になる可能性があります。
これは、筋腫の茎が子宮に
ぶら下がってしまうのです。
その他の注意点
他にも注意するものがあります。
それは、「アロエ」。
アロエは、健康食品として
広く知られています。
便秘解消などに効果があるので、
生のアロエを食べて
便秘解消しようと考えがち。
天然のものなので、まさか逆効果に
なるとは考えづらいですよね。
しかし、東洋医学では
「アロエは子宮内をうっ血させるので
妊婦は決して食べてはいけない」
と言われています。
実際に4〜5個の親指大の
筋腫がある方がアロエを食べると、
1週間に渡る大出血の後、
グレープフルーツ大に育ってしまった
という事例があります。
アロエは確かに便秘解消に効果的ですが、
リスクを伴う事を忘れてはいけません。
このように、子宮筋腫を小さくするには、
有酸素運動が効果的なのです。
ただし、20〜30分の
適度な運動に限ります。
特に普段スポーツをしていない方は、
無理は禁物なのです。
もし運動で子宮筋腫を小さくしたいと
考えるのであれば、次の日に疲れが
残らない程度に有酸素運動を
取り入れてみましょうね!