子宮筋腫で貧血の数値とは?

スポンサーリンク

ここでは、「子宮筋腫で貧血の数値」
についてお話します。

 

子宮筋腫は、子宮の筋肉に
できる良性の腫瘍です。

 

がんなどの悪性腫瘍とは違って、
他の臓器に転移する事はありません。

 

そのため、それだけでは
命に関わる事はないとされています。

 

しかし、筋腫の大きさやできる
位置によって様々な症状が
あらわれることがあります。

 

中でも、貧血を感じる事は多くあります。

 

では、子宮筋腫での貧血は
どのくらいの数値のものなのでしょうか。

 

そこで今回は、子宮筋腫の
貧血の数値について紹介します。

 

子宮筋腫と貧血

 

子宮筋腫とは、
子宮にできる良性の事です。

 

30代の女性であれば、
20〜30%の確率で発症している
と言われているほど、発症率は高いです。

 

しかし、手術などの治療が必要となる
ケースは、そのうち約3%程度です。

 

子宮筋腫が原因で
貧血になる人は、とても多くいます。

 

子宮筋腫が大きくなるにつれて、
月経時の出血量が多くなり、
血液中に鉄分が減少して貧血になるのです。

 

鉄不足が原因とされる

 

「鉄欠乏性貧血」

 

は心臓にも負担がかかるケースが多く、
重症化すると命にも関わってくりものです。

 

そのため、放置するのは危険で、
貧血の症状がひどい場合は筋腫の

 

大きさに関わらず
摘出手術をする事もあるのです。

 

子宮筋腫での貧血の症状

 

子宮筋腫になると、

 

「鉄欠乏性貧血」

 

になる人がとても多いです。

スポンサーリンク

実際にあらわれる貧血の症状としては、

 

・顔や皮膚の色が悪くなる
・動悸や息切れ

 

・めまい
・爪が割れて反り返る

 

・髪がパサパサになる
・冷たい氷など、
 ジャリジャリしたものが食べたくなる

 

などが挙げられます。

 

また貧血の症状の他にも、

 

・排尿、排便障害
・不妊

 

・おりものが多くなる
・生理痛がひどくなる

 

などの症状ががあらわれる事もあるので、
このような症状がある場合は
早めに専門医を受診するようにしましょう。

 

子宮筋腫の貧血の数値

 

貧血は、血中のヘモグロビンが
少なくなる状態のこと。

 

通常のヘモグロビン濃度は、

 

・男性…約13〜17g/dl
・女性…約12〜15/dl

 

程度と言われています。

 

この数値より低い場合に、
貧血とされるのです。

 

特に子宮筋腫が原因の貧血の場合は、

 

「鉄欠乏性貧血」

 

です。

 

この貧血は、血液検査で血色素量と
言われる血液の酸素運搬量を示す数値が、

 

11.5/dl未満

 

となった場合に、そう診断されます。

 

このように、子宮筋腫が原因の
貧血の数値は上記の
ようなものになるのです。

 

鉄欠乏性貧血は、心臓に
負担がかかるので放置するのは危険です。

 

きちんと病院で検査をうけ、
適切な治療を受けていくようにしましょうね!

スポンサーリンク