子宮筋腫でめまいの時とは?

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ここでは、「子宮筋腫でめまいの時」
についてお話します。

 

「なんだか最近生理の時にめまいがする…」

 

こんな症状にお悩みではありませんか?

 

生理の時はどんな女性でも貧血に
なりやすいものですが、

 

めまいがするほどの貧血状態が
引き起こされている場合はもしかしたら

 

「子宮筋腫」

 

による症状かもしれません。

 

今回はなぜ子宮筋腫の影響で
貧血やめまいが起こるのか?

 

また子宮筋腫による貧血状態を
治療するために有効な

 

「リュープリン注射」

 

についての情報をまとめましたので、
是非参考にしてくださいね。

 

子宮筋腫の影響でめまい?

 

子宮筋腫は今や成人女性の
4人に1人にみられるありふれた
女性疾患です。

 

子宮の筋肉層に発生する良性腫瘍で、
小さいものだとあまり自覚症状が

 

出にくいため子宮筋腫を持っていることに
気がついていない女性も多くいると予想されます。

 

そんな中、比較的初期に現れやすい
症状として生理の時の出血量が異常に増える
「過多月経」があります。

 

これは特に「粘膜下筋腫」という
子宮の内部に向かってできるタイプの
筋腫によくみられる症状です。

 

なぜなら粘膜下筋腫ができると
子宮内膜の表面積を広げてしまうため
月経の経血量がその分増えてしまう…

 

というわけなんです。

 

月経時の出血量が多いと、
それだけ貧血になりやすくなってしまいます。

 

すると結果的にめまいや立ちくらみ
といった貧血による症状まで現れてしまうのです。

 

子宮筋腫による貧血、

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めまいを治療するためには鉄剤を服用する
などの対処療法はもちろん、

 

あまりに症状が酷い場合は根本的な
子宮筋腫の治療も必要になってきます。

 

また「リュープリン注射」という方法で、
貧血状態が回復するまで
一時的に様子をみることもあります。

 

リュープリン注射とは?

 

リュープリン注射とは、
ホルモン療法の一種でこの方法を用いた
治療法は別名

 

「偽閉経療法」

 

とも呼ばれています。

 

その名の通り一時的に生理を止めて
閉経状態を作り出すことによって、

 

生理のたびに引き起こされる
症状を改善させる方法です。

 

どのような仕組みによるものかというと、
リュープリン注射は女性ホルモンの分泌を
抑える作用のあるものですので、

 

女性ホルモンの作用で引き起こされる
生理を止めてしまいます。

 

薬の効果による一時的な状態ですので、
注射をやめれば約一ヶ月後に
また生理が再開します。

 

リュープリン注射を初めて打つ場合には
生理の1〜5日目に開始して、
その後は4週間に1回打ちます。

 

6ヶ月以上続けて打つことはできません。

 

個人差がありますが、
リュープリン注射には副作用があります。

 

閉経状態になりますので、
更年期障害のような症状が
現れることがあるのです。

 

子宮筋腫の貧血による症状は治療方針が
様々ですので納得いくまで
医師と話し合うことが大切です。

 

めまいは日常生活に支障をきたす
症状ですので、我慢せずに婦人科を
受診してきちんと検査を受けましょう。

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