子宮筋腫でお腹が張るの?
ここでは、「子宮筋腫でお腹が張るのか」
についてお話します。
女性に多い病気の1つである子宮筋腫。
20代以降の女性に多く、
更年期障害とも深い関係があります。
この子宮筋腫の症状の1つに、
お腹の張りがあります。
お腹が張るという症状は、
痛い訳ではないので気にしていない方も
多いのではないでしょうか。
しかし、気にならないからと言って
放置しても良いのでしょうか。
そこで今回は、子宮筋腫と
お腹が張る事について紹介します。
子宮筋腫とお腹の張り
便秘や生理中に、
お腹が張ることは良くあります。
この場合、便秘の改善や
生理が終わる事で、
お腹の張りも解消されます。
しかし、お腹がポッコリ出ていて、
お腹の張りがある場合は注意が必要です。
子宮筋腫の成長に伴い、
お腹の張りが現れる事が多いのです。
もし便秘や生理中でないのに頻繁に
お腹が張る場合は、子宮筋腫の
可能性があります。
普段の張りとは違う感じがしたら、
注意しましょう。
筋腫の大きさと症状
子宮筋腫の大きさが
10センチになると、
様々なトラブルが出てきます。
お腹周りに脂肪がつくだけでなく、
お腹の張り方に違和感を
感じるようになります。
筋腫が大腸や膀胱に近いと、
圧迫して便秘や排便時の痛み、
頻尿、残尿感を感じます。
膀胱炎になる事もあります。
便秘の張りとの違いは分かりにくいですが、
排便してもお腹の張りが良くならず
違和感が残ります。
また、生理前のお腹の張り方が
普段の張り方よりも、一層強くなります。
筋腫があると、生理に関わる
お腹の張りと痛みが激しくなるのです。
このような症状が現れた場合は、
病院での受診をお勧めします。
子宮筋腫の治療法
子宮筋腫の症状が無い場合、
筋腫の成長度合いや症状を
経過観察して様子を見ます。
しかし、筋腫が大きく症状がひどい場合は、
薬物療法によって症状を軽減したり、
筋腫の成長を抑えたりします。
薬物療法では症状が抑えられない場合や
妊娠を希望する場合は、子宮筋腫を
摘出する手術を行う場合もあります。
また、偽閉経療法を行う場合もあります。
このように、子宮筋腫で
お腹が張る事はあるのです。
もしいつもと違うお腹の張りを感じたり、
張り以外に症状があったりしたら、
早めに病院を受診するようにして下さいね!