子宮筋腫で妊娠の確率とは?

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ここでは、「子宮筋腫で妊娠の確率」についてお話します。

 

「子宮筋腫があると不妊の原因になることがある…」

 

という話をよく聞きますよね。

 

妊娠を希望している
女性にとっては悩ましい問題です。

 

子宮筋腫を治療すれば
妊娠の確率は上がるのでしょうか?

 

ここでは、子宮筋腫と妊娠に
ついての気になる疑問について
解説したいと思います。

 

位置によって違う!妊娠に与える影響

 

なぜ子宮筋腫があると不妊の
原因になってしまう可能性が
あるのでしょうか?

 

また、子宮筋腫があっても
妊娠は出来るのでしょうか?

 

子宮筋腫が妊娠に与える影響は、
筋腫の大きさや位置、
状況によっても違います。

 

筋腫が不妊の原因になる理由については
子宮筋腫 不妊 確率」でも
解説していますので参考にしてください。

 

子宮の外側にむかって成長する

 

「漿膜下筋腫」

 

については大きさに関係なく
妊娠にはほとんど影響ありません。

 

それに対して子宮内腔にむかって成長する

 

「粘膜下筋腫」

 

や子宮筋層内に発生する

 

「筋層内筋腫」

 

などは子宮内に直接影響があるので
初期流産や早産のリスクを引き起こす
原因になることがあります。

 

子宮筋腫の治療をすれば妊娠確率が上がることも…

 

果たして子宮筋腫が与える影響下で、
妊娠することはできるのでしょうか。

 

実は基本的には

 

「粘膜下筋腫」

 

以外の筋腫でしたら問題なく
妊娠できる場合が多いです。

 

しかし粘膜下筋腫については
子宮内腔にむかって大きくなるため、

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着床の妨げになり不妊の原因に
なりやすいので出来ればあらかじめ
摘出手術を受けておくのが望ましいです。

 

他の位置にある筋腫も、
筋腫核が5センチ以上あるものについては
妊娠後期に進むにつれて筋腫が大きく成長し、

 

将来的になんらかの影響を及ぼす
可能性があるので、心配を取り除く
意味でも手術を受ける必要性があります。

 

筋腫の治療法には薬による
ホルモン治療などもありますが、
妊娠を希望する場合の治療法は主に

 

「子宮筋腫核摘出手術」

 

になります。

 

筋腫が不妊の原因になっていると
考えられる場合は手術をすれば

 

妊娠確率が50%も上がる
というデータもあるんです!

 

不妊治療と子宮筋腫の治療、どちらが先か

 

しかしはっきりと子宮筋腫が
不妊の原因であると最初から
確定することはできません。

 

ですから不妊治療と子宮筋腫の治療の
どちらを優先するべきかは
悩ましい問題です。

 

基本的にその判断は人それぞれですが、
いくつか基準になるポイントがあります。

 

例えば、明らかに筋腫によって
子宮内腔がデコボコになり、

 

着床の妨げになっていると考えられる
場合は筋腫の治療が優先されます。

 

また、子宮筋腫があっても
まだ時間的に猶予がある場合は
経過観察になることもありますし、

 

他に不妊の原因が考えられる場合は
そちらの治療を優先して、
それでも妊娠に至らなかった場合に

 

最終的に子宮筋腫の手術が
必要になる場合があります。

 

年齢によるリミットなどもありますから、
どのような治療方法をどのタイミングで
選択するかは難しい問題です。

 

パートナーや医師とよく相談して、
後悔のない選択をしてくださいね!

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