子宮筋腫の出血で閉経してからの時とは?
ここでは、「子宮筋腫の出血で閉経してからの時」についてお話します。
「閉経したはずなのに出血…?」
女性の生理はいつか終わりを迎えます。
閉経をすれば、面倒な
毎月の生理はもうきません。
しかし中には閉経を迎えたはずなのに、
不正出血をすることがあります。
インターネットなどで調べると、
不正出血に関してはネガティブな
情報ばかりで何かの病気ではないか
と心配になってしまいますよね。
ここでは、そのような心配を
少しでもなくすために、
閉経前後の不正出血についての
原因をいくつか紹介しますので、
是非参考にしてみてくださいね!
ホルモンバランスの乱れ?
閉経前後の更年期は、
ホルモンバランスが崩れており、
不正出血しやすいです。
また、閉経したかと思いきや、
まだ生理が終わってなかった
ということもあります。
閉経までのプロセスは
サイクルも量も乱れて、
きちんとした通常の生理周期ではなく、
不正出血のように出たり
出なかったりを繰り返します。
不正出血の他に更年期特有の
つらい症状などがあるときや、
あまりにもダラダラと出血が
続くようなときは一度
かかりつけ医に相談してみてください。
子宮筋腫が原因の場合も…
また、閉経したのに不正出血が
続く場合には子宮筋腫が
原因であることも考えられます。
「筋腫分娩」という言葉を知ってますか?
子宮内にできる筋腫である
粘膜下子宮筋腫の場合に
起こる疾患ですが、
あまりにも大きく成長した
筋腫が重さで垂れ下がり、
ときには子宮の外にまで
飛び出してしまうこともあるんです。
実はこの筋腫分娩が
あると不正出血が起こります。
筋腫分娩が膣まで垂れ下がってくると、
細菌によって感染を起こして
重症化するケースもありますので、
すぐに病院を受診してください。
筋腫分娩であった場合には
手術で摘出しなければなりませんし、
筋腫分娩ほど大きい筋腫でない
場合には止血剤や
貧血用の鉄剤が処方されます。
その他にも、閉経した後に
不正出血がある場合には
様々な病気が隠れている場合があります。
で詳しく解説していますので、
そちらも参考にしてくださいね。
不正出血は文字通り
正しくない出血ですから、
放置しないできちんと
病院で診てもらいましょう。