子宮筋腫手術費用は高額療養費が適用されるの?

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ここでは、「子宮筋腫手術費用は高額療養費が適用されるのか」
についてお話します。

 

「子宮筋腫摘出手術は
1週間程度の入院で、費用は約24万円になります」

 

手術を受けるのである程度の出費は
覚悟の上ですが、実際の金額を
聞いたら「ギョッ」としてしまいますよね。

 

でも大丈夫です。

 

日本には

 

「高額療養費制度」

 

というものがありますので、
自己負担限度額を超えた分に

 

ついては健康保険から
返金してもらえるんです。

 

お金に関しては事前にきちんと
準備してから、安心して
手術に臨みましょう!

 

高額療養費制度とは?

 

高額療養費制度とは簡単にいえば、
医療費がたくさんかかった場合に
返金されるありがたい制度なんです。

 

例えば70歳未満の一般所得者の場合、
80100円を超えると対象になります。

 

この場合、80100円+
「総医療費が26万7000円を超えた場合、
超えた分の1%」=1ヶ月の自己負担額

 

となりますので、
子宮筋腫の手術で24万円かかったケースでは、

 

自己負担率が3割になりますから
総医療費が80万円となります。

 

この時点で80万円は26万7000円を
超えていますので、超えた分を計算すると

 

80万円−26万7000円=53万3000円
そして、その1%は5330円になります。

 

80100円+5330円=85430円となり、
これが実質の自己負担額になります。

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つまり窓口で24万円支払ったのであれば、
24万円−85430円=返金される金額
となりますので、

 

15万4570円返ってくるという訳なんです!

 

また後で返してもらうにしても、
窓口で一旦総医療費の3割負担分である
24万円を支払うのは大変…。

 

という方には事前に加入している
健康保険から

 

「限度額適用認定書」

 

というものを交付してもらえば、
窓口では自己負担額の支払いだけで

 

済みますので、申請をしてから
会計手続きをしてください。

 

きちんと返金してもらうためのポイント

 

まず健康保険の適用される分のみが
対象になりますので、子宮筋腫の治療、

 

手術、入院費用などは適用されるのですが、
差額ベッド代や先進医療費などは
適用外ですので注意してください。

 

また、月ごとの計算になりますので
例えば先月にかかった医療費が8万円、

 

今月にかかった医療費が10万円だとしたら、
今月の10万円に関しては適用されますが、

 

先月の8万円に関しては80100円を
超えませんので高額療養費制度が
適用されなくなってしまいます。

 

つまり、月をまたいでしまうと
損しちゃうんです。

 

このように何点か注意するポイントは
ありますが、きちんと調べて準備をしておけば
スムーズに手続きを済ませることができます。

 

詳しくは国保の場合はお住まいの
市区町村役場へ、被用者健保は

 

社会保険事務所へ、共済、組合健保は
各窓口へ相談してみてくださいね。

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