子宮筋腫手術後の運動とは?

スポンサーリンク

ここでは、「子宮筋腫手術後の運動」
についてお話します。

 

子宮筋腫の手術を受けた後しばらくは
痛みや出血などの症状が続きますが、
気になるのは

 

「いったい、いつから身体を動かしていいの?」

 

ということだと思います。

 

「手術後に身体を動かすとなんだか傷が
悪化してしまうんじゃないか?」

 

と、不安になってしまいますよね。

 

今回は子宮筋腫の手術後の運動は、
いつどのように再開しても良いのか…

 

について詳しく解説したいと思います。

 

また術後の運動の意外な重要性
についても紹介したいと思います。

 

手術後は運動をした方が良い!?

 

「手術の後は寝たきりで安静に…」

 

といったようなイメージがありますが、
実は手術後はできるだけ早く動き始めて、
どんどん運動をした方が良いとされています。

 

麻酔が抜けて、看護師さんが
付き添ってくれる最初の歩行訓練が済んだ後は、

 

出来る範囲でなるべく起き上がったり
歩いたりした方が良いと推奨されているんです。

 

なぜかというと、動くことは
傷口の回復を早めて術後の
癒着を防ぐ役割を果たすからです。

 

運動といっても激しく動かなければならない
というわけではなく、ベッドから上体を
起こしたり、寝返りをうったり、

 

自分の足でトイレに行って帰ってきたり、
病院の中を無理のない程度に
少し散歩する程度のことです。

スポンサーリンク

とはいえ、手術直後は痛くて
少し起き上がるのも困難です。

 

しかし大抵の場合、
尿管カテーテルが抜けた後は少し楽になり、
抜糸をした後にはかなり動きやすくなります。

 

入院中は絶対安静ではなく、
少しづつで良いので出来る限り
運動するように心掛けましょう。

 

退院後の運動について

 

気になる退院後についてですが、
退院直後はまだまだ傷口が開く

 

可能性があるので完全な日常生活に
戻るのは約一ヶ月後が目安です。

 

ただ、引き続きウォーキングや軽い
ストレッチ程度の運動であれば

 

無理のない範囲でどんどん
やった方が良いでしょう。

 

ただし重いものを持ち上げたり、
お腹に力が入るような動作には制限が

 

必要ですから布団の上げ下げなどの
家事は控えてください。

 

また、一ヶ月を過ぎた後でも激しい
運動に関してはまだ控えた方が良いでしょう。

 

三ヶ月を過ぎたあたりから徐々に
ジョギングやスイミングなどの
軽い運動であれば開始しても大丈夫です。

 

身体の接触があったり、
お腹に力が入るようなスポーツなどは
手術を受けたあと半年後くらいまでは控えましょう。

 

しかしあくまでも傷が完全に
閉じるまでの期間は人それぞれです。

 

特に子宮筋腫の手術については表面上は
閉じているように見えても身体の中身の
傷がどうなっているかはわかりません。

 

したがって決して無理はせずに、
出血や痛みなどの異変が現れたら

 

すぐに運動は中止して、
婦人科のかかりつけ医に相談しましょう。

スポンサーリンク