子宮筋腫の原因はストレスなの？
ここでは、「子宮筋腫の原因はストレスなのか」
についてお話します。
子宮筋腫は、子宮の筋肉に
できる良性の腫瘍です。
命に関わるものではありませんが、
できる場所や大きさによっては
様々な症状があらわれます。
そんな子宮筋腫は、
誰もがなりたくないものです。
もし子宮筋腫の原因が分かれば、
できるだけ原因とならないように
したいですよね。
では、多くの不調を招くストレスは、
子宮筋腫の原因となるのでしょうか？
そこで今回は、子宮筋腫の原因と
ストレスについて紹介します。
子宮筋腫の原因
子宮筋腫が増殖する原因は、
女性ホルモンの１つである
「エストロゲン」
というホルモンだと言われています。
そのため、子宮筋腫は月経が
始まっていない子供や、
閉経後の女性にはほとんど発生しません。
と言っても、子供にも閉経後の
女性にも子宮筋腫の芽はあります。
エストロゲンの分泌が増えると、
その芽が大きくなって
子宮筋腫となってしまうのです。
エストロゲンが原因なので、
子宮筋腫はエストロゲンの分泌が
盛んになる２０代〜４０代が
なりやすいのです。
ストレスは子宮筋腫の原因？
ストレスは、多くの病気の
原因となると考えられています。
病気だけでなく美容面においても、
ストレスは女性ホルモンのバランスを
崩してしまうので、肌荒れなどの
トラブルを起こします。
では、子宮筋腫の
原因ともなるのでしょうか？
実は、ストレスによって
ホルモンバランスが崩れる事で、
子宮筋腫を引き起こすのでは？
と考えられているのです。
この場合のホルモンバランスは、
女性ホルモンのエストロゲンと
プロゲステロンの
バランスのことを言います。
「自分は子宮筋腫かもしれない」
という不安が、
精神的ストレスとなってしまうのです。
また、実際に子宮筋腫と分かった場合でも、
「この先どうなるのだろう」
という不安がストレスとなります。
これらの不安によるストレスが、
ホルモンバランスを崩して
子宮筋腫をより悪化させてしまうのです。
そのため、
「もしかしたら…」
と不安に感じるのなら、すぐに病院を
受診して診断を受けるようにしましょう。
もし子宮筋腫と分かったのであれば、
不安な点を医師にしっかり聞いて
子宮筋腫について理解をしましょう。
また、普段の生活でもなるべく
ストレスを溜めないよう、上手に
発散する方法を見つける事が大切です。
軽い運動やリラックス出来る時間など、
発散方法は人それぞれ。
自分に合った方法を
見つけるようにしましょう。
そして、規則正しい生活を
心がける事も大切です。
不規則な生活は、
自分で気づかないうちに
ストレスを溜めています。
食事の時間を決める、
なるべく同じ時間に眠るなど、
忙しくても規則正しい
生活を心がけましょう。
漢方の子宮筋腫の原因
漢方の世界では、子宮筋腫の原因は
「お血」
と言われています。
お血とは、経血の排出が円滑に
行われていない状態のこと。
お血のよって、生理不順や生理痛、
下腹部のハリなどの症状があらわれるのです。
このお血を作る原因として
考えられるのが、
「ストレス」や「冷え」。
ストレスを感じると、血管が
収縮して血流が悪くなり、
極度になると冷えを起こしてしまうのです。
そのためもしストレスを感じたら、
出来るだけゆっくりと深呼吸をして
血を巡らせるようにしましょう。
また、緊張を和らげることも血流を
改善させて、冷えを無くす事が
できるとされています。
このように、ストレスは
子宮筋腫の原因となりうるものなのです。
たかがストレス、ストレスを
感じるのは当たり前
と考えてはいけません。
ストレスを感じたら、
溜めないように上手に発散していきましょうね。