プラセンタの副作用が子宮筋腫にあるの?

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ここでは、「プラセンタの副作用が子宮筋腫にあるのか」
についてお話します。

 

美容に良いと言われているプラセンタ。

 

意識的に摂っている方も
多いのではないでしょうか?

 

しかし、このプラセンタには
副作用があると聞いた事はありませんか?

 

副作用と聞くと、不安になりますよね。

 

特に、プラセンタの副作用で子宮筋腫が
大きくなるとなると、プラセンタを
摂る事を迷ってしまいますよね。

 

そこで今回は、プラセンタの
副作用と子宮筋腫について紹介します。

 

プラセンタの種類

 

プラセンタは、
母体と胎児をつなぐ胎盤の事。

 

そこは赤ちゃんの成長に欠かせない、
アミノ酸やたんぱく質、ビタミン、

 

ミネラル、成長因子など
沢山の栄養素が含まれています。

 

それを原料にしたのがプラセンタエキスで、
美容や健康に効果的とサプリや化粧品、
注射など多くの分野で使われているのです。

 

種類には、

 

・ヒトプラセンタ

 

…新生児の胎盤だけが原料となっています。

 

医療機関で、医療用としてだけ
使用を認められています。

 

最近は少子化の影響で、
日本のヒトプラセンタは
不足しているのが現状です。

 

・豚プラセンタ

 

…豚は2年に1回出産をし、
産む回数も多いため
沢山の胎盤が手に入ります。

 

そのため、流通している
プラセンタの多くは
豚プラセンタを使用しています。

 

値段も安めですが、成分が
劣るわけではなく十分な
効果を得る事ができます。

 

・馬プラセンタ

 

…身元の確かなサラブレッドの
ものだけが使用されています。

 

豚プラセンタよりも
多くのアミノ酸を含みます。

 

馬は妊娠期間が約1年と長く、
1度に1頭しか産まないので
希少で値段も高いです。

 

の3つが主になります。

 

他に羊や海洋性のものもありますが、
羊は輸入の関係であまり流通しておらず、

 

海洋性は成長因子が含まれていないので
あまり使用されていません。

 

プラセンタの安全性

 

プラセンタは、ヒトや動物のものを
使用しているので、安全性が
気になるところですよね。

 

それぞれの安全性としては、

 

・ヒトプラセンタ

 

…日本でのヒトプラセンタを
入手する際の安全対策は、

 

厚生労働省によって
厳しく講じられています。

 

ヒトプラセンタの原料となる胎盤は、
肺炎やHIVなどのウイルスチェックを
複数回検査します。

 

これらの症状のない妊婦から、
正常分娩で生まれた新生児の
ものだけを使用するのです。

 

製剤を製造する過程でも、
高温処理でウイルスや細菌を死滅させ、

 

胎盤に含まれるホルモンや
血液も完全に除去します。

 

あらゆる過程で細菌、
ウイルスや病原体がないか

 

厳しくチェックされるので、
安全性は確保されているのです。

 

・豚プラセンタ

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…豚は集団で飼育されているため、
感染症をはじめ病気にかかりやすいので、

 

多くの抗生物質やワクチン
などの薬剤が使われています。

 

そのような豚の胎盤を原料とするので、
豚プラセンタの安全性は各製造メーカーの
管理体制によって異なってくるのです。

 

多くのサプリや化粧品のメーカーは、
衛生管理を厳しく行う農場で育った

 

豚を使用して、感染症
などの検査も厳しく行なっています。

 

特に「SPF豚」と呼ばれるものは、
品質が良く安全とされています。

 

特定の病原体や寄生虫を持たない豚なので、
この豚のプラセンタであれば
より安全と言えるでしょう。

 

・馬プラセンタ

 

…馬は病気にかかりにくい動物なので、
薬剤投与の心配はありません。

 

体温は38度前後と高いので
寄生虫の心配も低いとされています。

 

血統書のついたサラブレッドは、
徹底した管理下で育てられているので
安全性は高いと言えるでしょう。

 

また、サラブレッドは
人工授精ではなく自然交配しか
認められないので、

 

遺伝子に関わる病気の
リスクも少ないとされています。

 

プラセンタの副作用

 

では、プラセンタの副作用は
どんなものがあるのでしょうか。

 

実は、プラセンタは化学合成で作られた
医薬品ではないので、
副作用は少ないとされています。

 

とは言っても、利用した人には
いくつか症状を訴える場合もあります。

 

また副作用ではなく、プラセンタに
備わる効果が現れた結果
という場合も多いです。

 

主な症状としては、

 

・吐き気

 

…過剰反応で起こる事がある。
大抵1日程度で回復する。

 

・アレルギー反応

 

…プラセンタはたんぱく質を含むので、
食品と同じくアレルギーを
起こす可能性がある。

 

・下痢、むくみ、太る

 

…プラセンタの成長因子は、
自律神経やホルモンの働きを
調整する作用がある。

 

その働きで、腸が刺激を受けて
下痢になったり、むくみや肥満をが
起こったりする場合があります。

 

これらの症状は、副作用と言うよりも
初期の好転反応と見る意見もあります。

 

・女性ホルモンの分泌で起こる症状

 

…女性ホルモンを活性化させる
働きがあるので、生理周期に影響が出たり、
生理の量が増えたりする事があります。

 

しかし、子宮筋腫が大きくなる、
乳がんになるという
副作用の症例はありません。

 

因果関係も認められていないです。

 

とは言っても、断言する事も
出来ないのが現状なので、

 

子宮筋腫があるなどで心配な場合は
利用を控えた方が良いでしょう。

 

このように、プラセンタの副作用で
子宮筋腫が大きくなるということは、
今の所症例も因果関係もないとされています。

 

しかし、女性ホルモンの分泌に
影響を与える事は確かです。

 

もし今子宮筋腫があり、
プラセンタの使用に不安があるのであれば
使用は避けるようにしましょうね。

 

また、不安であれば医師に
相談してみるのも良いでしょう。

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