子宮筋腫は遺伝するの?

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ここでは、「子宮筋腫は遺伝するのか」
についてお話します。

 

子宮筋腫は今や女性の4人に1人は
もっていると言われているくらい
ありふれた病気ですが、

 

いったいどのような人に
発症しやすいのでしょうか。

 

特に、

 

「親から子供へ遺伝するのか?」

 

という疑問が湧き上がってきます。

 

よくがんなどの悪性腫瘍は遺伝が
関係する場合があると知られていますが、

 

果たして子宮筋腫のような
良性の腫瘍でも遺伝することが
あるのでしょうか?

 

今回はそんな気になる疑問についての
答えと、実際に子宮筋腫になりやすい

 

傾向にある人についての
情報をまとめました。

 

子宮筋腫は遺伝するの?

 

実は子宮筋腫が発生するメカニズム
というものはいまだにはっきりと
解明されているわけではありません。

 

したがって遺伝するかどうかも、
その因果関係が証明されている
わけではないのです。

 

しかし母親に子宮筋腫がある場合に、
子供にも子宮筋腫が発生する
ケースはよくみられます。

 

「これはおそらく遺伝によるもの…」

 

というよりは同じ状況下で生活を
共にすることによる影響ではないか?

 

と考えられています。

 

子宮筋腫が発生する原因は
よくわかっていませんが、

 

子宮筋腫を発症しやすい生活習慣は
いくつか存在しているのではないか
とされているんです。

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子宮筋腫になりやすい人

 

子宮筋腫の発生や成長には、
女性ホルモンの一種である

 

エストロゲンが関係している
ことがわかっています。

 

子宮筋腫が発見された場合でも、
閉経が近い女性は手術をせずに

 

なんとか閉経まで逃げ切る方法が
選択されるのは、そのためです。

 

閉経すると女性ホルモンの分泌が
減少するので、筋腫の成長は止まり
徐々に縮小していくからです。

 

近年、食生活が欧米化してきたことで
エストロゲンの分泌を促す作用のある
動物性脂肪の摂取が増えましたが、

 

そのことが子宮筋腫の発症を
増加させている原因ではないか
と考えられています。

 

戦前の日本人は日常的に和食を
食べて生活していたので、

 

子宮筋腫の患者はほとんど
いなかったと言われています。

 

また妊娠や出産の経験がない
場合には、その分生理の回数が
増えることになりますが、

 

生理の回数が多いことも子宮筋腫が
発症しやすい原因と言われています。

 

同様の理由で初潮が早かった人も
子宮筋腫になりやすいとされています。

 

そしてストレスや不規則な生活習慣は
女性ホルモンのバランスを崩しますので、

 

そのような状況下にある場合も
子宮筋腫の発症リスクを高めてしまいます。

 

子宮筋腫の発症を抑えるには、
規則正しい生活習慣と食生活、

 

そして何よりもストレスを
溜めないように気をつけることが大切です。

 

また、子宮筋腫はつらい症状がでる前に
早期発見して早めに対処することも

 

重要ですので、きちんと定期的に
婦人科検診を受けるようにしましょう。

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