子宮筋腫で保険に入れない時とは？
ここでは、「子宮筋腫で保険に入れない時」
についてお話します。
子宮筋腫は、多くの女性が
持っていると言われる良性腫瘍です。
良性ではあっても、腫瘍です。
万が一のことを考えて、
保険に入りたいという方も
いるのではないでしょうか。
しかし、すでに子宮筋腫があると
分かっている場合は、
保険に入れるのでしょうか。
そこで今回は、子宮筋腫があると
保険には入れないのか
どうかについて、紹介します。
子宮筋腫でもがん保険には加入できる
がん保険に加入する時は、
告知が必要となります。
告知とは、最近の健康状態について
保険会社に申告する事。
子宮筋腫は、この告知で
引っかかってしまうのでしょうか。
審査基準の具体的な目安は、
公開してはいけない
決まりになっています。
しかし、多くの女性の保険では
加入できる事が多いのです。
加入できる目安としては、
・健康診断で筋腫の指摘のみの人
・子宮筋腫が見つかって１年以上で、
経過観察中の人
・手術は受けていないが、
治療を始めて６ヶ月以上経過した人
・手術を受けて、完治してから
３ヶ月以上経過した人
などが挙げられます。
手術を受けていても、受けていなくても、
数ヶ月経過を見ていれば
ほとんどの人が加入できるのです。
なぜなら、子宮がんの中で子宮肉腫と
言われる悪性腫瘍は、
子宮筋腫と良く似ています。
そのため、子宮筋腫の手術をすると、
細胞検査で子宮肉腫か
どうかを調べるのです。
画像などからは
事前判断するのが難しいのです。
手術後一定期間が経過していれば、
子宮肉腫ではないと判断できるのです。
子宮筋腫で保険に入りにくくなる場合
子宮筋腫でがん保険に加入できない、
入りにくい場合は、
・３ヶ月以内に通院、
診察、投薬を受けている人
・治療を始めて６ヶ月以内の人
・子宮筋腫が見つかって一年未満の人、
医者にかかっていない人
・これから手術を受ける予定の人
・手術を受け完治してから１年未満の人
などが挙げられます。
どうしても現在進行形で通院治療を
行なっていたり、これから手術を
控えていたり、筋腫が見つかった後に
病院で経過観察していなかったり
すると難しいのです。
そのような場合は、一定期間医師の
もとでしっかりと経過観察をし、
これらの条件をクリアしてから
がん保険に申請するようにしましう。
もちろん、保険会社によっては更に
厳しい基準を設けている場合もあります。
がん保険の申し込みをする前に、
担当者にしっかりと
確認するようにしましょう。
がん保険では子宮筋腫は
保障されないので注意
実は、がん保険に加入できたとしても、
子宮筋腫になった場合治療費などは
保険が適応されません。
なぜなら、子宮筋腫は
ガンとは異なるからです。
もし子宮筋腫の治療費などの
保障を受けたい場合は、
医療保険の役割となります。
がん保険を検討される女性の中には、
「将来子宮筋腫で手術を
受けるかもしれないから」
と考える方も少なくありません。
しかし、それは大きな
勘違いなので注意が必要です。
このように、子宮筋腫があっても
保険に入れない訳ではないのです。
もちろん、保険会社によって
審査の厳しさなどが違います。
もし加入を考えるのであれば、
一度相談してみると良いでしょう。